ZEHの仕様基準案

2022年7月11日、住宅・建築物における省エネ基準の見直しについて議論する「国土交通省・経済産業省の合同会議」が開催され、ZEHの仕様基準案が示されました。省エネ計算によらずZEH水準の省エネ性能の適合確認が可能となる基準案です。2022年秋の施行を目指しています。

鉄筋コンクリート造等の戸建住宅

屋根(両面断熱)内断熱:押出法ポリスチレンフォーム3種62mm厚以上
外断熱:押出法ポリスチレンフォーム3種51mm厚以上
壁(外断熱)押出法ポリスチレンフォーム3種51mm厚以上
アルミサッシ・透明複層ガラス(A6)
ドア金属製の枠・金属製ハニカムフラッシュ構造の戸
外気床(外断熱)押出法ポリスチレンフォーム3種90mm厚以上
その他床(外断熱)押出法ポリスチレンフォーム3種51mm厚以上
基礎壁(外気側)押出法ポリスチレンフォーム3種48mm厚以上
基礎壁(床下側)押出法ポリスチレンフォーム3種14mm厚以上

木造軸組構造の戸建住宅

屋根高性能グラスウール32K相当200mm厚以上
天井高性能グラスウール16K相当168mm厚以上
高性能グラスウール16K相当105mm厚以上
アルミ樹脂複合サッシ・Low-E複層ガラス(G14)
ドア金属製の枠・金属製フラッシュ構造の戸
外気床高性能グラスウール32K相当119mm厚以上
その他床高性能グラスウール32K相当77mm厚以上
基礎壁(外気側)押出法ポリスチレンフォーム3種48mm厚以上
基礎壁(床下側)押出法ポリスチレンフォーム3種20mm厚以上

参考

国土交通省合同会議開催資料